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■全日本GT選手権とは?
 「全日本GT選手権」(ALL JAPAN GRAND TOURING CAR CHAMPIONSHIP)の略称。今年で開催10年目を迎え、シリーズ8戦は日本各地のサーキットだけではなく、マレーシア・セパンなどの海外でも開催される人気の高いレースとなっている。参戦している車両は、NSXやスカイラインGT-R、スープラやMR-S、シルビア、RX-7、インプレッサなどの国産車から、マクラーレンF1GTR、ランボルギーニ・ディアブロ、ポルシェ911GT3R、ダッヂ・ヴァイパー、フェラーリF360などの外車まで、市販されている2ドア車がベースになっており、エンジンの最大出力が制限(クラスにより500/300馬力)されるなど、細かな規定に沿ってモディファイされている。ベース車両の面影を残しつつ、空力面で特化した迫力あるボディワークは人気のひとつでもある。

 レースはフォーミュラ・レースなどのスプリントレース(約200km)と較べるとやや長い、総距離数250km〜1,000km程度を2人1組で競うという、耐久レース的な側面も合わせ持っているのが特徴。シリーズは500/300各クラスの決勝1〜10位に与えられる選手権ポイントの総数で争われる。ポイントは他に予選順位1〜3位、決勝レースのベストラップ1〜3位にも各1ポイントづつ与えられ、最多獲得者がチャンピオンとなる。また、決勝/予選各1〜3位、決勝ベストラップ1〜3位には次のレースでウエイトハンディが課せられる。つまり、勝てば勝つほどマシンが重くなり、不利になっていくので、シリーズを通した戦略も重要なファクターとなる。また、一定の車種だけが有利にならず、常に競り合いのある迫力のあるレースが展開されるという面も、JGTCの楽しみのひとつとなっている。

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