BMWグループとしていま3つのブランドを持っている。年間100万台を超えるまでに成長したBMW、毎年ちゃくちゃくと台数を増やしてまもなく20万台に迫る勢いのミニ、そして芸術的な超高級車であるロールスロイスである。
BMWブランドとしてのカタログモデルは1シリーズ、3シリーズ、5シリーズ、6シリーズ、7シリーズ、Z4、X3、X5というラインナップを持っている。もちろんこれらのモデルがBMWブランドのメイン車種になるが、これらのクルマでは満足できないお客さまに対する用意がある。そのひとつがMモデルである。
MモデルはBMW AGの100%子会社であるBMW M GmbHで企画、デザインされたクルマだ。Mモデルは現在M3、M5、M6という3車種がラインナップされている。M3のエンジンは直列6気筒だがアルミでもマグネシウムでもない独自の鋳鉄製シリンダーブロックを持つ。M3用に高回転型にして完全に創り直されたエンジンである。M5とM6のエンジンはV型10気筒の専用エンジンを搭載している。これはMモデル専用エンジンで高回転、高出力を誇る。7速SMGもこれに合わせて開発された。
こうした高性能エンジンを搭載したMモデルがBMWの標準モデルを上回るスポーツモデルを欲しがるユーザーを満足させているのである。
Mモデルに並ぶもうひとつの存在はアルピナだ。アルピナはBMWとの資本関係はない独立した自動車会社である。ラグジュアリーとエクスクルーシブを求めるユーザー向けに手造りのような作り方でおしゃれで高性能なクルマを創っている。
BMWでは本体のカタログモデルに加えてMモデルとアルピナという存在を含めてBMWファミリーと呼んでいる。それぞれが独自のマーケットを確実に掴んでいるから凄いと思う。
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